老後の資金ゼロからのスタート

お金が貯められない元銀行員 ゼロからスタートアラフィフ主婦

いまからでもできる老後の資金 四つの方法 その②

こんにちは 貯金無しアラフィフ主婦 です 先日 少しお話ししました 老後の資金はいくら必要か? zerostart-syufu.hatenablog.com その中でも あげましたが これからでもできることは 四つの方法 があがりました。

  1. 貯蓄を実践する
  2. 投資で増やす
  3. 今あるお金を守る
  4. お得に節約する

前回に引き続き 今回は 投資で増やす という事について考えてみたいと思います。

2 投資で増やす

まず 投資というと ハードルが高そう というのが正直な気持ちです。かつて 私が銀行に勤めていた頃は まだ投資信託の取り扱いが始まって数年しかたっておらず まだ一般家庭にまでには行き届いていない時代でした。かくいう私も他の方のノルマのお手伝いとして当時50000円ほど(正直いやいや)つぎ込みましたが ものの見事に下落して 数年後 3000円程度少なくなったところでこっそり解約したような記憶があります。あれからだいぶ年月が過ぎました。あれから 商品じたいも多様になり 税の面でも優遇制度が使えるようになったことで 身近な金融商品になってきたようです。ここで改めて調べてみました。

お金づくりの手段

お金づくりにもいくつか手段があります。そのなかでもどれが一番 老後の資金 に当てるには有効なのでしょうか。

貯金

メリット 

  • 元本が保証される     

デメリット 

  • ほとんど増えない


貯金は 万が一の出費に対するために 生活費の6か月分は必要だと言るようです。しかし 現在の普通預金の利息は0.001~0.1パーセント程度、ほぼ増えることはないと考えるべきなのでしょう。

メリット 

  • 株価が上がった際の利益
  • 優待・配当を受け取れる  

デメリット 

  • 下落リスク 上場廃止
  • 情報収集の時間の確保


お宝の銘柄に出会えば大きな値上がりがきたいできる反面 下落のリスクも多い。また初心者には情報収集などや分析など難度が高い。

仮想通貨

メリット 

  • 好機にのれれば大きな儲け  

デメリット  

  • 変動率が大きく老後の資産運用には不向き  


値動きの幅が大きく 多くの自己資産を投資するのは危険

投資信託

メリット 

  • 世界中の地域にわたってできる 
  • ほったらかしにできる 

デメリット

  • 運用中は継続的に手数料がかかる       

     

 以上から 長期間にわたってじっくり お金づくりをしたい人には 投資信託がむいていると言われています投資信託は投資家から集めたお金を使い ファンドマネージャーが国内外の株や債券などに投資をする金融商品。素人が手を出しにくい投資を 手数料を払う事で 専門知識のあるプロに任せて運用してもらうため手間がかからないのが魅力です


投資信託の基本

投資金額

長期間投資を続けていくには 毎月の支払が かえって家計を圧迫してストレスにならない金額 無理のない金額ではじめることが大事だと思います。投資というと お金持ちがやるイメージが今でも強いですが 投資信託ネット証券などでは最低100円~始められるという事はあまり知られていないようです。実際は思ったより ハードルが高くはないようですね。

メンタル面での心構え

一般的な投資より 投資信託の方がリスクが少ないという事は わかりましたが 絶対に損はしない という事もありません。あくまでも 投資の一部ですからね。しかし 投資信託で一番やってはいけないことは 一時的な下落に慌てて 売ってしまう事です。それ以降の資産が増えることはありませんし 最悪 減ったまま終了。といったことは望まないはずです。あらかじめ必ずくる下落相場の時に 決して動じないという心構えが必要なようです。淡々と積み立てていく 辛抱が大事です。


アクティブ型とインデックス型とは

投資信託の運用スタイルには二つの型があります。積極的に大きなリターンを狙う「アクティブ型」とTOPIX東証株価指数)などの指数に連動する「インデックス型」です。初心者なら勝率が比較的高く 手数料が安い「インデックス型」がむいているようです。

アクティブ型

  • 指数を上回る運用を目指す
  • リスクは増えるが大きなリターンを期待できる
  • 手数料などコストが高い
  • インデックス型と比べると勝率は高め

インデックス型

  • 指数に連動した安定を期待できる
  • コストが低い
  • 大きなリターンは期待できない
  • 相場が不調な時は成績も低下気味



積立投資は長期間が勝率アップ

毎月一定額ずつを投資していく 積立投資。積立預金の投資版といったところでしょうか。積立期間が長くなればなるほど 利益が安定すると言われています。長期に運用することで景気変動金利変動によるリスクを軽減できます。

2つの税制制度をうまく活用しよう

投資で得た利益には通常税金がかかります。それは20.315%とかなりの割合です。少しでもお金を残したいこの時代にちょっとこれはきついですね。そこで知っておきたい制度がiDeCo(イデコ)とつみたてNISA(ニーサ)です

IDeCo

メリット 

  • 利益非課税 
  • 住民税、所得税の控除

デメリット

  • 積み立てたお金は60歳まで引き出せない

つみたてNISA
メリット 

デメリット

  • 非課税枠の再利用はできない
  • 商品数が限られている


IDeCoとつみたてNISAについては 次回 詳しくいっしょに学んでいきたいと思います。