- 貯蓄を実践する
- 投資で増やす
- 今あるお金を守る
- お得に節約する
③今あるお金を守る について前回 学校は公立or私立 というお話をしました。
zerostart-syufu.hatenablog.com
公立と私立それぞれのメリットデメリットを確認して どちらが自分向きか考えることが一番かなというおはなしをしました。
今回も とっても難しい問題
専業主婦 or 共働き という問題を考えてみました。
③今あるお金を守る
人生の中でいつくか 選択の機会があります。その場の感覚だけでいくとあとで後悔することもあるかもしれません。今一度 何か自分たちにとってベストなのか改めて見直してみましょう。
専業主婦 or 共働き
まず 先にお伝えしますが どっちがいいなんて 正解はないと思っています。ただ、どちらが自分たちの理想に近いかという事は メリットデメリットを知り参考にすることで選ぶことはできるのではないでしょうか。
自分の経験のお話をさせていただきます。わが家によく似た形態の 友人家族。ただ、彼女はほとんどの期間が専業主婦 わたしはほとんどの期間がパート勤務でした。
彼女は家事がとても好きで、得意です。しかしどちらかというと 人と長い時間接するのは苦手な方です。料理は あまりできあいのものは買いません。パンやピザは自分で焼きますし、冷凍食品はほとんど買わないそうです。おかずやお弁当の分は作り置きしているものを使っているそうです。掃除も得意で 家の中はとてもきれいですし 不要なものは見当たらない。当然 家族は健康的ですし 長年住んでいればでてくる家の痛みもほとんど見当たりません。家計簿は結婚当初からつけているそうです。
一方 わたしはと言えば 家で長時間いるのが苦手です。一日中 家で時間を過ごすのは苦痛になるし 外でもどこか認めてほしいと思っています。ただし お仕事はしていて お給料は入りますが バタバタ家に帰ってきて疲れてしまい家事がおろそかになって お総菜などを購入してきたり たまにはいいかと手抜き料理。時間に追われるような生活で 家の中は雑然としているし どこに何があるのか 探し物で時間を浪費することもあります。当然 家族や自分の健康や体型に結果が出てきます。
わが家の方が わたしのパート代で 少しはお金について有利に思えますが 実際はそうではありません。彼女は仕事をしていなくてもしっかり節約してお金を貯めていましたし、わたしのように 仕事をしていたからと言ってお金が貯まってわけではありません。また、共働きで フルの正社員でお仕事をされている方は また それとは違った メリットもデメリットもあるかと思います。横道にだいぶそれましたが 「老後の資金を貯める」ためにのようなブログの内容にはふさわしくないかもしれませんが 『こっちがいい』という断言はできません。 先ほども述べた通り それぞれのメリットデメリットを知る事で どちらが自分たちの理想に近いかで選ぶことが第一だと思います。
専業主婦と共働きの現状
1990年から2000年にかけて 専業主婦と共働きの世帯の比率はほぼ同じくらいでした。その後 共働きの世帯がぐんぐんと増え 現在では その差は619万世帯あまりです。会社員の給与がなかなか増えない現在ダブルインカムで働くことは 家計にとってはとてもメリットがあります。(出典 独立行政法人 労働政策研究・研修機構)
出産時についてはどうでしょう。2000年代と2010年代を比べると 女性が出産後も働く人は増え続けています。しかし、数字としていてみると 就業継続(育休なし、育休あり)が 出産退職 をようやく超えた程度です。まだ5割を少し上回るぐらいです。(出典 内閣府2019年仕事と生活の調和レポートより)
また 働きたくても働けないという世帯も多いようです。「待機児童」問題です。専業主婦というと優雅なイメージもありますが、必ずしもそうでもない場合もあるようです。専業主婦の貧困率は12.4%という調査があるようです。パート・アルバイト主婦の場合8.6%、正社員だと4.4%ですので だいぶ差があります。(出典 独立行政法人労働政策研究・研究機構第1回子育て世帯全国調査)
まだまだ女性が出産後の社会復帰について問題点も残っているようです。
専業主婦のメリット デメリット
メリット
- 夫の収入が十分で働く必要がない場合はは 自由に自分の時間を持つことができる。
- 子どもを自分自身で納得のいくように 子育てできる
- 家事 節約などが得意で その面で家計に貢献できる。
デメリット
- 現金収入を生むことができない
- 社会に取り残された 孤独な感覚を覚える場合がある
何より 時間を自分で管理、配分できるのが魅力だと思います。その時間 自己啓発の時間をつくり 将来に繋げるという事も可能です。また 家事や育児など(共働きに比べると)時間をかけることができ 住み良い家や手を掛けた料理など家族に感謝されるといった利点があるでしょう。
共働きのメリット デメリット
メリット
- 現金収入が増える
- 正社員ならば老後の年金等も期待できる。
- 家庭以外でも自分という人間を 認めてもらえる
デメリット
- 自分の時間をとることが難しい
- 子育てを誰かにゆだねることで 子育てに対する信念を貫けない場合がある
自分も収入があるという面で 気持ちにゆとりができます。子供の教育などの面で自由に使えるお金も増えます。反面 多忙な生活になりがちで 時間に追い回されつといった感覚になることもありがちです。また 親や保育園など 子どもの世話を依頼する時に 自分の子育てに対する信念通りにいかな場合が出てくることも耳にします。